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中風
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ちゆうぶ
ふりがな文庫
“
中風
(
ちゆうぶ
)” の例文
げに人
中風
(
ちゆうぶ
)
のわざによりてかく全くゆがむにいたれることもあるべし、されど我未だかゝることをみず、またありとも思ひがたし 一六—一八
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
唯
(
たゞ
)
白髪
(
しらが
)
を長くして
後撫
(
うしろな
)
でにした頭つきと、
中風
(
ちゆうぶ
)
になつて居たために
何時
(
いつ
)
も杖を突いて居たその腰つき位が記憶にあるだけですが、お師匠さんの顔ははつきりと覚えて居ます。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
那樣事
(
そんなこと
)
は
無
(
な
)
い、
例
(
たと
)
へば
御覽
(
ごらん
)
なさい、
貴方
(
あなた
)
が
中風
(
ちゆうぶ
)
にでも
罹
(
かゝ
)
つたとか、
或
(
あるひ
)
は
假
(
かり
)
に
愚者
(
ぐしや
)
が
自分
(
じぶん
)
の
位置
(
ゐち
)
を
利用
(
りよう
)
して
貴方
(
あなた
)
を
公然
(
こうぜん
)
辱
(
はづか
)
しめて
置
(
お
)
いて、
其
(
そ
)
れが
後
(
のち
)
に
何
(
なん
)
の
報
(
むくい
)
も
無
(
な
)
しに
濟
(
す
)
んで
了
(
しま
)
つたのを
知
(
し
)
つたならば
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
プシキンは
死
(
し
)
に
先
(
さきだ
)
つて
非常
(
ひじやう
)
に
苦痛
(
くつう
)
を
感
(
かん
)
じ、
不幸
(
ふかう
)
なるハイネは
數年間
(
すうねんかん
)
中風
(
ちゆうぶ
)
に
罹
(
かゝ
)
つて
臥
(
ふ
)
してゐた。して
見
(
み
)
れば
原始蟲
(
げんしちゆう
)
の
如
(
ごと
)
き
我々
(
われ/\
)
に、
切
(
せめ
)
て
苦難
(
くなん
)
てふものが
無
(
な
)
かつたならば、
全
(
まつた
)
く
含蓄
(
がんちく
)
の
無
(
な
)
い
生活
(
せいくわつ
)
となつて
了
(
しま
)
ふ。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
中風
(
ちゆうぶ
)
の手もて書きたれば
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“中風”の意味
《名詞》
中風(ちゅうふう、ちゅうぶう)
脳や脊髄の疾患によりおこる半身不随や腕や脚などの麻痺。
(出典:Wiktionary)
“中風”の解説
中風(ちゅうふう、ちゅうぶ地方によって「ちゅうぶう」、「ちゅうふ」などと呼ぶところもある。)は、現在では脳血管障害(脳卒中)の後遺症(偏風)である半身不随、片麻痺、言語障害、手足の痺れや麻痺などを指す言葉として用いられている。中気、卒中または俗に「よいよい」などともいう。
(出典:Wikipedia)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“中風”で始まる語句
中風患者
中風病
中風症