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含蓄
ふりがな文庫
“含蓄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がんちく
97.9%
ぐわんちく
2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんちく
(逆引き)
久吉の言葉は妙に
含蓄
(
がんちく
)
がありますが、小判を一枚持つて居たからと言つて縛る譯にも行かず、平次は其儘隣の浪人の家へ行きました。
銭形平次捕物控:303 娘の守袋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「近頃
含蓄
(
がんちく
)
のある教えを承った。この後も、何かと指示を与えられよ。曹操も業を遂げたあかつきには必ず厚くお酬いするであろう」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
含蓄(がんちく)の例文をもっと
(47作品)
見る
ぐわんちく
(逆引き)
此
界隈
(
かいわい
)
の大地主としては、住居も調度も質素な方ですが、これが反つて老木屋の手堅さと、
含蓄
(
ぐわんちく
)
の容易ならぬものを忍ばせるやうでもあり、何んとなく底光りのする暮し向きです。
銭形平次捕物控:257 凧糸の謎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
含蓄(ぐわんちく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“含蓄”の意味
《名詞》
何かを含み、蓄えること。
内容が豊かで深い意味を内蔵していること。
(出典:Wiktionary)
含
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
蓄
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“含”で始まる語句
含
含羞
含嗽
含羞草
含笑
含味
含水炭素
含状
含漱
含声
“含蓄”のふりがなが多い著者
壺井栄
アントン・チェーホフ
パウル・トーマス・マン
野村胡堂
佐々木邦
新渡戸稲造
吉川英治
中島敦
和辻哲郎
夏目漱石