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含漱
ふりがな文庫
“含漱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うがい
66.7%
がんそう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うがい
(逆引き)
その数日のあいだ、彼は絶え間なく、無花果を浸した牛乳で
含漱
(
うがい
)
をしては、後でその無花果を食べてしまい、
加密爾列
(
カミツレ
)
の煎汁と樟脳の湿布を頬にあてていた。
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
一人が思い出したように立って、室の隅の水道栓のところで
含漱
(
うがい
)
を始めた。社長は次の室へ去った。——
街
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
含漱(うがい)の例文をもっと
(2作品)
見る
がんそう
(逆引き)
修善寺
(
しゅぜんじ
)
に着いてからも
咽喉
(
のど
)
はいっこう好くならなかった。医者から薬を貰ったり、東洋城の
拵
(
こしら
)
えてくれた手製の
含漱
(
がんそう
)
を用いたりなどして、
辛
(
から
)
く日常の用を弁ずるだけの言葉を使ってすましていた。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
含漱(がんそう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“含漱”の意味
《名詞》
口を漱ぐこと。うがいをすること。
(出典:Wiktionary)
含
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
漱
漢検1級
部首:⽔
14画
“含漱”の関連語
嗽
含嗽
漱
含嗽剤
“含”で始まる語句
含
含羞
含蓄
含嗽
含羞草
含笑
含味
含水炭素
含状
含声
“含漱”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
夏目漱石
宮本百合子