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がんちく
ふりがな文庫
“がんちく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
含蓄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
含蓄
(逆引き)
という句はむしろ実況であるが、何だか殺気があって
含蓄
(
がんちく
)
が足りなくて、口に浮かんだ時からすでに変な心持がした。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それはおかしさとかなしさと、あたたかさが同時にこみあげてくるような、そしてもっと
含蓄
(
がんちく
)
のあることばであった。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
流暢
(
りゅうちょう
)
さの代りに、絶対に人に疑を
抱
(
いだ
)
かせぬ重厚さを備え、
諧謔
(
かいぎゃく
)
の代りに、
含蓄
(
がんちく
)
に富む
譬喩
(
ひゆ
)
を
有
(
も
)
つその弁は、
何人
(
なんぴと
)
といえども逆らうことの出来ぬものだ。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
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(47作品)
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