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譬喩
ふりがな文庫
“譬喩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひゆ
78.5%
たとえ
12.7%
たとへ
6.3%
たとひ
1.3%
タトヘ
1.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひゆ
(逆引き)
例えば釈迦の引いた
譬喩
(
ひゆ
)
の
盲亀
(
もうき
)
百年に一度大海から首を出して孔のあいた浮木にぶつかる機会にも比べられるほど少なそうであるが
小さな出来事
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
譬喩(ひゆ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たとえ
(逆引き)
神に使うる翁の、この
譬喩
(
たとえ
)
の
言
(
ことば
)
を聞かれよ。筆者は、大石投魚を
顕
(
あら
)
わすのに苦心した。が、こんな適切な形容は、凡慮には及ばなかった。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
譬喩(たとえ)の例文をもっと
(10作品)
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たとへ
(逆引き)
併し出來難きものの
譬喩
(
たとへ
)
に、影を捉へるといふことを以てした程の當時の無智識の闇の裏に在つて、一歩進んだ智識を有した二人が
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
譬喩(たとへ)の例文をもっと
(5作品)
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たとひ
(逆引き)
古河に水絶へずとの
譬喩
(
たとひ
)
に漏れず、なほいくばくかの資財あるを幸ひに、明日の暮しは覚束なくとも、今日の膳には佳肴を具へて、その日その日を送るをば、元来贅沢に成長せしものの
僻
(
くせ
)
とて
小むすめ
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
譬喩(たとひ)の例文をもっと
(1作品)
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タトヘ
(逆引き)
花に縁遠い日ざしも、時としては、二三の茅屋根に
陽炎
(
カゲロフ
)
をひらつかせることもあつた。
気疎
(
ケウト
)
い顔に、まぢ/\と日を暮す、日なたぼこりの年よりの姿が、目の先に来る。其は
譬喩
(
タトヘ
)
ではなかつた。
山のことぶれ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
譬喩(タトヘ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“譬喩”の意味
《名詞》
物事の説明を印象強くするために、他の類似した物事を借りて表現すること。
(出典:Wiktionary)
譬
漢検1級
部首:⾔
20画
喩
常用漢字
中学
部首:⼝
12画
“譬喩”で始まる語句
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譬喩歌
譬喩品
譬喩経
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雑譬喩
法句譬喩経
“譬喩”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
清水紫琴
井上円了
津田左右吉
中里介山
幸田露伴
正岡子規
蒲原有明
中島敦
小栗虫太郎