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『小さな出来事』
ふりがな文庫
『
小さな出来事
(
ちいさなできごと
)
』
一蜂 私の宅の庭は、わりに背の高い四つ目垣で、東西の二つの部分に仕切られている。東側の方のは応接間と書斎とその上の二階の座敷に面している。反対の西側の方は子供部屋と自分の居間と隠居部屋とに三方を囲まれた中庭になっている。この中庭の方は、垣に …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「中央公論」1920(大正9)年
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約30分(500文字/分)
朗読目安時間
約49分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
間
(
げん
)
織女
(
ヴェガ
)
機会
(
チャンス
)
幻覚
(
イリュージョン
)
新星
(
ノヴァ
)
嗄
(
が
)
主
(
おも
)
嗄
(
しゃが
)
空
(
むな
)
心象
(
イメージ
)
免
(
ゆる
)
霜降
(
しもふ
)
把柄
(
とって
)
干
(
ひ
)
楓樹
(
かえで
)
織女
(
しょくじょ
)
草鞋
(
わらじ
)
耽
(
ふけ
)
確率
(
プロバビリティ
)
莟
(
つぼみ
)
纏
(
まと
)
綴
(
つづ
)
素人
(
しろうと
)
紅葉
(
もみじ
)
簑虫
(
みのむし
)
端書
(
はがき
)
積分
(
インテグレート
)
稀有
(
けう
)
黴
(
かび
)
譬喩
(
ひゆ
)
丁寧
(
ていねい
)
飄々
(
ひょうひょう
)
顎
(
あご
)
際立
(
きわだ
)
閃
(
ひらめ
)
銘々
(
めいめい
)
這
(
は
)
逆様
(
さかさま
)
躯
(
からだ
)
葉柄
(
ようへい
)
警
(
いまし
)
言詞
(
ことば
)
覗
(
のぞ
)
襖
(
ふすま
)
蜂窩
(
ほうか
)
蛾
(
が
)
蚕
(
かいこ
)
虎髯
(
とらひげ
)
午頃
(
ひるごろ
)
履
(
は
)
小倉
(
こくら
)
寸
(
すん
)
容易
(
たやす
)
家鴨
(
あひる
)
宅
(
うち
)
団欒
(
だんらん
)
四
(
よ
)
徐々
(
そろそろ
)
創痕
(
きずあと
)
剪
(
き
)
凭
(
もた
)
冷罵
(
れいば
)
佗
(
わび
)
他所
(
よそ
)
二叉
(
ふたまた
)
乞食
(
こじき
)
木螺
(
ぼくら
)
盲亀
(
もうき
)
目垣
(
めがき
)
疳
(
かん
)
疫痢
(
えきり
)
田螺
(
たにし
)
牽牛
(
けんぎゅう
)
煤
(
すす
)
烏瓜
(
からすうり
)
睨
(
にら
)
朧気
(
おぼろげ
)
有
(
も
)
星宿
(
せいしゅく
)
日向
(
ひなた
)
撫
(
な
)
搦
(
から
)
拇指
(
おやゆび
)
手欄
(
てすり
)