“葉柄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようへい57.1%
えふへい28.6%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よく見ると簑は主に紅葉もみじの葉の切れはしや葉柄ようへいつづり集めたものらしかったが、その中に一本図抜けて長い小枝が交じっていて
小さな出来事 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
所が農學部の裏門からはひる小徑のわきの地面に其聚落しゆうらくの有ることをふと見付けたのである。花莖はいまだ甚だ伸びず、なほく水分を藏し葉柄えふへいもかなり太かつた。
すかんぽ (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
桐や、アカシヤや、赤垂柳あかしでなどの葉が、長い葉柄をつけたまま小径やベンチの上はうずたかくなる。
キャラコさん:10 馬と老人 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)