“飄々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひょうひょう87.5%
へう/\7.1%
へうへう3.6%
ひらひら1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“飄々”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.5%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
闇の夜にもかかわらず、庄三郎の鼻先から一間余の空間をちょうど燃えている焔のように、飄々ひょうひょうと紅巾は飛んで行った。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
——と、路傍に沿って、飄々ひょうひょうと一緒についてくる老人がある。孫策がくるまの内からふと見ると、于吉だった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
飄々へう/\として神田へ歸る錢形平次。その洒脱にさへ見える後ろ姿を見ると、八五郎の鬪爭心を以てしても、どうすることも出來ません。
蒼空あをぞらひとてんあり、飄々へう/\としてかぜかる。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
飄々へうへうたる天地の一沙鴎いちさおうかくて双翼さうよくおもひはらんで一路北に飛び、広瀬河畔ひろせかはんに吟行する十日
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
「かうすべいに、なじかは難からう。」と申しもはてず、やにはに緋の袍の袖をひらいて、「れぷろぼす」を小脇にかかいたれば、見る見る足下が暗うなつて、もの狂ほしい一陣の風が吹き起つたと思ふほどに、二人は何時いつか宙を踏んで、牢舎を後に飄々へうへうと「あんちおきや」の都の夜空へ、火花をとばいて舞ひあがつた。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
物を言う時には絶えず首をうごかす、其度にリボンが飄々ひらひらと一緒にうごく。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)