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飄々
ふりがな文庫
“飄々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひょうひょう
84.8%
へう/\
9.1%
へうへう
3.0%
ひょう/\
1.5%
ひらひら
1.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひょうひょう
(逆引き)
髪も髯も真っ白なのに、面は桃花のごとく、
飛雲鶴翔
(
ひうんかくしょう
)
の衣をまとい、手には
藜
(
あかざ
)
の杖をもって、
飄々
(
ひょうひょう
)
と歩むところ
自
(
おのず
)
から微風が流れる。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
飄々(ひょうひょう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
へう/\
(逆引き)
飄々
(
へう/\
)
として神田へ歸る錢形平次。その洒脱にさへ見える後ろ姿を見ると、八五郎の鬪爭心を以てしても、どうすることも出來ません。
銭形平次捕物控:209 浮世絵の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
飄々(へう/\)の例文をもっと
(6作品)
見る
へうへう
(逆引き)
もの狂ほしい一陣の風が吹き起つたと思ふほどに、二人は
何時
(
いつ
)
か宙を踏んで、牢舎を後に
飄々
(
へうへう
)
と「あんちおきや」の都の夜空へ、火花を
飛
(
とば
)
いて舞ひあがつた。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
飄々(へうへう)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
ひょう/\
(逆引き)
己はその時、自分の眼は本の上へ落ちて居ながら、自分の魂は風を
孕
(
はら
)
んだ
帆
(
ほ
)
の如く、奏楽が
齎
(
もたら
)
す快感に
膨
(
ふく
)
れ上って
飄々
(
ひょう/\
)
と虚空に舞い上りつゝあるのを発見した。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
飄々(ひょう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひらひら
(逆引き)
物を言う時には絶えず首を
揺
(
うご
)
かす、其度にリボンが
飄々
(
ひらひら
)
と一緒に
揺
(
うご
)
く。時々は手真似もする。今朝
結
(
い
)
った束髪がもう大分乱れて、
後毛
(
おくれげ
)
が頬を
撫
(
な
)
でるのを
蒼蠅
(
うるさ
)
そうに
掻上
(
かきあ
)
げる手附も
好
(
い
)
い。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
飄々(ひらひら)の例文をもっと
(1作品)
見る
飄
漢検1級
部首:⾵
20画
々
3画
“飄々”で始まる語句
飄々乎
飄々然
飄々浪々
飄々翩々
飄々何所似
“飄々”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
三上於菟吉
橘外男
二葉亭四迷
佐々木味津三
泉鏡太郎
蘭郁二郎
内田魯庵
北原白秋