“飄々何所似”の読み方と例文
読み方割合
へうへうなんのにたるところ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上甲板の欄干にりて秋天一碧しうてんいつぺきのあなた、遠く日本海の西の波に沈まむとする落日を眺めつゝ、悵然ちやうぜんたる愁懐を蓬々ほうほう一陣の天風に吹かせ、飄々何所似へうへうなんのにたるところ天地一沙鴎てんちいちさおうと杜甫が句を誦し且つ誦したる時
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)