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悵然
ふりがな文庫
“悵然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちょうぜん
78.3%
ちやうぜん
17.4%
ちようぜん
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうぜん
(逆引き)
いま曹操から、その髯のことを訊かれると、関羽は、胸をおおうばかり垂れているその
漆黒
(
しっこく
)
を握って
悵然
(
ちょうぜん
)
と、うそぶくように答えた。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悵然(ちょうぜん)の例文をもっと
(36作品)
見る
ちやうぜん
(逆引き)
(歐洲人は思郷病は山國の民多くこれを
患
(
わづら
)
ふとなせり。)されど又ヱネチアのわが故郷ならぬを
奈何
(
いかに
)
せむ。われは
悵然
(
ちやうぜん
)
として此寺の
屋上
(
やね
)
より降りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
悵然(ちやうぜん)の例文をもっと
(8作品)
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ちようぜん
(逆引き)
左門は
悵然
(
ちようぜん
)
たる思ひを懐いて夜道へ降りた。道で卓一に別れるときが、恰も彼をふりきる思ひに感じられたほど心の孤独が激しいのだ。
吹雪物語:――夢と知性――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
悵然(ちようぜん)の例文をもっと
(2作品)
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悵
漢検1級
部首:⼼
11画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“悵”で始まる語句
悵恨
悵
悵嘆
悵快
悵望
“悵然”のふりがなが多い著者
鈴木大拙
二葉亭四迷
上司小剣
徳冨蘆花
林不忘
吉川英治
蒲 松齢
内田魯庵
蒲原有明
石川啄木