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飄々
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へうへう
ふりがな文庫
“
飄々
(
へうへう
)” の例文
もの狂ほしい一陣の風が吹き起つたと思ふほどに、二人は
何時
(
いつ
)
か宙を踏んで、牢舎を後に
飄々
(
へうへう
)
と「あんちおきや」の都の夜空へ、火花を
飛
(
とば
)
いて舞ひあがつた。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
飄々
(
へうへう
)
たる天地の
一沙鴎
(
いちさおう
)
かくて
双翼
(
さうよく
)
思
(
おもひ
)
を
孕
(
はら
)
んで一路北に飛び、
広瀬河畔
(
ひろせかはん
)
に吟行する十日、神威犯しがたき故苑の山河に
見
(
まみ
)
えんがために先づ宮城野の青嵐に
埃痕
(
あいこん
)
を吹き掃はせて、かくて
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
飄
漢検1級
部首:⾵
20画
々
3画
“飄々”で始まる語句
飄々乎
飄々然
飄々浪々
飄々翩々
飄々何所似