“星宿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいしゅく75.0%
ほしのやどり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
栗毛くりげこまたくましきを、かしらも胸もかわつつみて飾れるびょうの数はふるい落せし秋の夜の星宿せいしゅくを一度に集めたるが如き心地である。女は息を凝らして眼をえる。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それが動機になって子供は空のよくはれた晩には時々星座図を出して目立った星宿せいしゅくを見較べていた。その頃はまだ織女しょくじょ牽牛けんぎゅうは宵のうちにはかなりに東にあった。
小さな出来事 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
さらばまこと星宿ほしのやどりと、わが立處たちどをかこみめぐる二重ふたへの舞とをおぼろに認めむ 一九—二一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)