“星野温泉”の読み方と例文
読み方割合
ほしのおんせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時自分は星野温泉ほしのおんせん別館の南向きのベランダで顕微鏡をのぞいていたが、爆音も気づかず、また気波も感じなかった。
小爆発二件 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
信州しんしゅう沓掛くつかけ駅近くの星野温泉ほしのおんせんに七月中旬から下旬へかけて滞在していた間に毎日うるさいほどほととぎすの声を聞いた。
疑問と空想 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
去年の夏信州しんしゅう沓掛くつかけ駅に近い湯川ゆかわの上流に沿うた谷あいの星野温泉ほしのおんせんに前後二回合わせて二週間ばかりを全く日常生活のわずらいから免れて閑静に暮らしたのが
あひると猿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)