“温泉町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆまち60.0%
いでゆまち20.0%
ゆのまち20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官兵衛は、れのすすめをすぐれて、道をかえた。——それにしても、この有馬の温泉町ゆまちへはいるには、細心な警戒を要した。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
温泉町いでゆまちの夏の夕は、可なり人通が多かつた。その人かと思つて近づいて行くと、見知らない若い人であつたりした。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
よくない洒落しゃれだ。——が、訳がある。……前に一度、この温泉町ゆのまちで、桜のさかりに、仮装会を催した事があった。
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)