トップ
>
温泉町
>
ゆまち
ふりがな文庫
“
温泉町
(
ゆまち
)” の例文
官兵衛は、
伴
(
つ
)
れのすすめをすぐ
容
(
い
)
れて、道をかえた。——それにしても、この有馬の
温泉町
(
ゆまち
)
へはいるには、細心な警戒を要した。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夕方の
六刻
(
むつ
)
というと、もう三道の客が織るように入ってくる。
温泉町
(
ゆまち
)
の入口は馬や
駕
(
かご
)
や運送の人足で埋まっていた。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さながら
的
(
あて
)
なき旅をするもののように、今日も夜にかけて峠を越え、この
温泉町
(
ゆまち
)
に
辿
(
たど
)
りついたのを幸いに、自然の報謝をうけて、旅の
垢
(
あか
)
を洗っていたのだ。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
土地には土地の約束もあるし、ことに、
温泉町
(
ゆまち
)
のような場所には、犯すべからざる旅客の
掟
(
おきて
)
がある。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
有馬
(
ありま
)
の
温泉町
(
ゆまち
)
は暮れかけている。池之坊
橘右衛門
(
きつえもん
)
の
湯宿
(
やど
)
へ、いま、ふたりの武士がそっと入った。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
まだ岬のはなの乱松に
陽
(
ひ
)
あしの高い時分から、散り松葉にしっとりと潮気のふくむ岩蔭に腰をおろして、そこから一望にながめられる
相模灘
(
さがみなだ
)
をよぎッて、熱海の
温泉町
(
ゆまち
)
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“温泉町”の解説
温泉町(おんせんちょう)は、兵庫県の北西部(美方郡)に存在した町。旧二方郡。本項では、町制前の名称でもある温泉村(おんせんむら)についても述べる。
2005年10月1日、浜坂町と合併して新温泉町となったことにより消滅した。
(出典:Wikipedia)
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
泉
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“温泉”で始まる語句
温泉
温泉宿
温泉場
温泉嶽
温泉塲
温泉岳
温泉津
温泉壺
温泉行
温泉地