“有馬”の読み方と例文
読み方割合
ありま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また神田とか八田とかいう地名は昔からいくらもありそうな地名であるが、摂津有馬ありまあい村大字下相野しもあいのの同地名はその由来が少々違う。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
大阪を立とうという兄の意見に賛成した自分は、有馬ありまなら涼しくって兄の頭によかろうと思った。自分はこの有名な温泉をまだ知らなかった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
大橋おおはしさんの言う通りにこの三百五十五両を半価にせよとか百両にせよとかえば、時節柄有馬ありま家では承知するであろう。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)