“有馬路”の読み方と例文
読み方割合
ありまじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剛骨な中には、柔弱な内よりもかえって、多くの涙をたたえているものとみえる。有馬路ありまじの真昼、往来の人もたえて、ただ山藤のにおいのみが高かった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)