“星晴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほしば93.3%
ほしばれ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
星晴ほしばれのしたよるそらたかやまのとがったみねくろくそびえてえます。そのみねうえにあたって一つ金色こんじきほしがキラキラとかがやいています。
不死の薬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「やあ、なんだい?」といって、百しょうはほおかぶりをしたかおあおぎますと、おおきなくろ星晴ほしばれのしたそらっていました。
百姓の夢 (新字新仮名) / 小川未明(著)
太吉は覚えず身戦みぶるいすると、北の方から黒雲が自分の後を追って来た。またたく間にぐったように星晴ほしばれのしていた空は曇って、星の光りが遠く遠くかすんだ。
越後の冬 (新字新仮名) / 小川未明(著)