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姓
ふりがな文庫
“姓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょう
47.9%
せい
34.2%
かばね
8.2%
しやう
4.1%
うじ
1.4%
うぢ
1.4%
せう
1.4%
カバネ
1.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょう
(逆引き)
「それは
俺
(
わし
)
にもわからないが、いま
時分
(
じぶん
)
、
釣
(
つ
)
りをするのがまちがっている。」と、百
姓
(
しょう
)
はいい
残
(
のこ
)
して、さっさといってしまいました。
北の国のはなし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
姓(しょう)の例文をもっと
(35作品)
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せい
(逆引き)
僕
(
ぼく
)
は
皇甫
(
こうほ
)
姓
(
せい
)
の者で、先祖から
陝
(
せん
)
にいたのですが、今度家が野火に焼けたものですから、ちょっとの間此所を借りて住んでいるのです
嬌娜
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
姓(せい)の例文をもっと
(25作品)
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かばね
(逆引き)
大昔にも姓氏というものは歴然と存している、すなわち源・藤原というのが氏であって、
朝臣
(
あそん
)
とか
宿禰
(
すくね
)
とかいうのが
姓
(
かばね
)
である。
名字の話
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
姓(かばね)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
しやう
(逆引き)
出雲松平家の
茶道
(
さどう
)
に、岸
玄知
(
げんち
)
といふ坊主が居た。ある時、松江の
市街
(
まち
)
外
(
はづ
)
れをぶらついてゐると、
穢
(
きたな
)
い
小
(
こ
)
百
姓
(
しやう
)
の垣根に花を持つた梅の樹が目についた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
姓(しやう)の例文をもっと
(3作品)
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うじ
(逆引き)
昔は公民にはみな
姓
(
うじ
)
がありました。そこで一切の公民を総称して百姓といったのですが、その公民はただちにみな農民でありましたから、ついには農民をただちに百姓と呼ぶことになったのです。
融和問題に関する歴史的考察
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
姓(うじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うぢ
(逆引き)
わが兄弟なりし者にモロントとエリゼオとあり、わが妻はポーの
溪
(
たに
)
よりわが
許
(
もと
)
に來れり、汝の
姓
(
うぢ
)
かの女より出づ 一三六—一三八
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
姓(うぢ)の例文をもっと
(1作品)
見る
せう
(逆引き)
百
姓
(
せう
)
のお
上
(
かみ
)
さんが
河端
(
かわばた
)
で
芋
(
いも
)
を
洗
(
あら
)
つてをりました。そこを
通
(
とほ
)
りかけた
乞食
(
こじき
)
のやうな
坊
(
ぼう
)
さんがその
芋
(
いも
)
をみて
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
姓(せう)の例文をもっと
(1作品)
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カバネ
(逆引き)
たけ・わか(稚)など、性格表示と、讃称とを兼ねた語頭の語が、語尾に廻ると、「……
建
(
タケル
)
」「……
別
(
ワケ
)
」と言ふ風に、古い
姓
(
カバネ
)
のやうな感覚を持つて来る。
日琉語族論
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
姓(カバネ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“姓”の解説
姓(せい)は、主に東アジアの漢字文化圏・儒教圏ので用いられる血縁集団の名称。
その範囲は地域や時代によって変動し、氏や名字といった他の血縁集団名と様々な階層関係にあった。近代以降、ヨーロッパなどの他の文化圏の血縁集団名、家系名の訳語としても用いられている。
(出典:Wikipedia)
姓
常用漢字
中学
部首:⼥
8画
“姓”を含む語句
百姓
姓名
素姓
氏姓
種姓
中小姓
氏種姓
水呑百姓
小姓
国姓爺
土百姓
姓家
百姓一揆
百姓達
大百姓
本姓
小姓頭
百姓仕事
国姓爺合戦
御姓名
...
“姓”のふりがなが多い著者
下村湖人
アリギエリ・ダンテ
泉鏡太郎
牧野富太郎
小川未明
内藤湖南
作者不詳
谷崎潤一郎
山村暮鳥
鈴木三重吉