“国姓爺合戦”のいろいろな読み方と例文
旧字:國姓爺合戰
読み方割合
こくせんやかっせん50.0%
こくせんやかつせん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敷皮しきがわ曾我そが」の重忠しげただ、「国姓爺合戦こくせんやかっせん」の和藤内わとうない、「二人袴ににんばかま」の高砂尉兵衛などを勤めたのであるが、その時代としては何分にも交通不便利の場所にあるので
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
菊五郎もその年の歌舞伎座十一月興行に「忠臣蔵」の勘平かんぺいと本蔵と赤垣源蔵と、「国姓爺合戦こくせんやかっせん」の和藤内わとうないとを勤めているあいだに発病して、半途から欠勤するのやむなきに至った。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
たとへば日本の南部の海岸に偶然漂つて来た船の中に支那美人のゐる場景を想像せよ。(国姓爺合戦こくせんやかつせん)それは僕等自身の異国趣味にも未だに或満足を与へるであらう。