“和藤内”の読み方と例文
読み方割合
わとうない100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小屋のなかでは鉦や太鼓をさわがしく叩き立てていた。和藤内わとうないの虎狩が今や始まっているのである。看板にも国姓爺こくせんや合戦と筆太ふでぶとにしるしてあった。
半七捕物帳:54 唐人飴 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それから力持、相撲のように太った女、諸肌脱もろはだぬぎで和藤内わとうないのような風をしているその女の腹の上へうすを載せて、その上で餅をいたり、その臼をまた手玉に取ったりする。
広目こうもく二天が悪鬼毒竜をふみ、小栗おぐり判官はんがん和藤内わとうない悍馬かんば猛虎にまたがるごとく、ガネサに模し作られた大黒天は初め鼠を踏み、次に乗る所を像に作られたが、厨神として台所荒しの鼠を制伏するの義は