“内藤”の読み方と例文
読み方割合
ないとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりかえると、なかよしの内藤ないとうが、せなかのランドセルをバタンバタンいわせながら走ってくる。高木たかぎはわらいながら立ちどまって
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
きっと行けると思う人はと云ったら内藤ないとう君や四人だけ手をあげた。みんな町の人たちだ。うちではやってくれるだろうか。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
白砂青松はくしゃせいしょうの東海道の空にかかったとき、竹童がふと見おろすと、たしかに徳川勢とくがわぜい亀井かめい内藤ないとう高力こうりきなんどの武者らしい軍兵ぐんぴょう三千あまり、旗幟堂々きしどうどう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)