“内藤清成”の読み方と例文
読み方割合
ないとうきよなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、一同は、ほッとするもなかった。ひとたび、兵をひいた亀井武蔵守かめいむさしのかみは、ふたたび、内藤清成ないとうきよなりの兵とがっして、堂々と、再戦をいどんできた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、俄然がぜん、前方の者から声があがった。四、五けんばかりの小石こいし河原、そこではしなくも、徳川家とくがわけ先鋒せんぽう内藤清成ないとうきよなりの別隊、四、五十人と衝突しょうとつしたのである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
精悍無比せいかんむひときこえた亀井武蔵守かめいむさしのかみの兵七百、内藤清成ないとうきよなり手勢てぜい五百、加賀爪甲斐守かがづめかいのかみの一隊六百余人、高力与左衛門こうりきよざえもんの三百五十人、水野勝成みずのかつなり後詰ごづめの人数九百あまり、軍奉行いくさぶぎょう天野三郎兵衛康景あまのさぶろべえやすかげ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)