“精悍無比”の読み方と例文
読み方割合
せいかんむひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
精悍無比せいかんむひのきこえある鬼武蔵が、じっと、鳴りをしずめておるには、何ぞ、劃策かくさくがあるにちがいない)
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ精悍無比せいかんむひ……というよりは無茶なその挙動が、すべての人の荒胆あらぎもをひしぎました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
精悍無比せいかんむひときこえた亀井武蔵守かめいむさしのかみの兵七百、内藤清成ないとうきよなり手勢てぜい五百、加賀爪甲斐守かがづめかいのかみの一隊六百余人、高力与左衛門こうりきよざえもんの三百五十人、水野勝成みずのかつなり後詰ごづめの人数九百あまり、軍奉行いくさぶぎょう天野三郎兵衛康景あまのさぶろべえやすかげ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)