トップ
>
荒胆
ふりがな文庫
“荒胆”の読み方と例文
旧字:
荒膽
読み方
割合
あらぎも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらぎも
(逆引き)
どうしてどうして、彼はまるで意表外のやり方で、私の
荒胆
(
あらぎも
)
をひしいだのです。というのは、彼はいきなりゲラゲラと笑い出したのです。
D坂の殺人事件
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
むしろ、これから世のあらゆるものに出会う一歩の
門
(
かど
)
の
物試
(
ものだめ
)
しとうけて、いよいよ生来の
荒胆
(
あらぎも
)
を、御輿のうちに、すえておられたかもしれない。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一見自分は先ず
荒胆
(
あらぎも
)
を抜かれてしまった。志村の画題はコロンブスの肖像ならんとは! しかもチョークで書いてある。元来学校では鉛筆画ばかりで、チョーク画は教えない。
画の悲み
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
荒胆(あらぎも)の例文をもっと
(17作品)
見る
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
胆
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒寥
荒涼
荒海
荒々
荒神
荒地
“荒胆”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
吉川英治
中里介山
国木田独歩
江戸川乱歩
国枝史郎
夢野久作
芥川竜之介