“荒唐無稽”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こうとうむけい95.1%
くわうたうむけい4.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、それにしてもあまり現実にかけ離れている荒唐無稽こうとうむけいに近い話であるから、その話と今の女をいっしょにすることはできなかった。
港の妖婦 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
しかりといえども、この編もしあやまりて専門学者のまなこに触るることあらば、おそらく荒唐無稽こうとうむけいのそしりを免れざらんか。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
これは一見はなはだ荒唐無稽こうとうむけいであるけれど、これでなかなか示唆に富んだ未来小説だと作者自身はひとりでおそろしがっている次第である。
崇高な荒唐無稽こうとうむけいな心境を至るところにもち出そうと熱中してる、末流の詩的修辞家らと、本物のコルネイユとを、彼はもはや区別しなかった。
淫祠は大抵その縁起えんぎとまたはその効験こうけんのあまりに荒唐無稽こうとうむけいな事から、何となく滑稽の趣を伴わすものである。
山海經さんかいけうてもきはめて荒唐無稽くわうたうむけいなものがおほい。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
近松の時代ものは世話ものよりも勿論荒唐無稽くわうたうむけいである。