“高力”の読み方と例文
読み方割合
こうりき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
などの当主から、斯波しばこう、石堂、畠山、高力こうりき、関口、木田、入野、西条など十数家の同族におよび、やがて宴となり、宴も終ると
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
信元は、意をふくんで、岡崎を訪れて、元康にも会い、三河譜代ふだいの石川、本多、天野、高力こうりきなどの諸臣にも会って、側面から誘引ゆういんに努めた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
白砂青松はくしゃせいしょうの東海道の空にかかったとき、竹童がふと見おろすと、たしかに徳川勢とくがわぜい亀井かめい内藤ないとう高力こうりきなんどの武者らしい軍兵ぐんぴょう三千あまり、旗幟堂々きしどうどう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)