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溪
ふりがな文庫
“溪”のいろいろな読み方と例文
新字:
渓
読み方
割合
たに
90.5%
けい
9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たに
(逆引き)
笛の音が冴えて、太鼓の音が聞えた。此方の三階から、遠く、
溪
(
たに
)
の川原を越えて彼方の峠の上の村へと歩いて行く御輿の一列が見られた。
渋温泉の秋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わが兄弟なりし者にモロントとエリゼオとあり、わが妻はポーの
溪
(
たに
)
よりわが
許
(
もと
)
に來れり、汝の
姓
(
うぢ
)
かの女より出づ 一三六—一三八
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
溪(たに)の例文をもっと
(19作品)
見る
けい
(逆引き)
これより
三留野
(
みとの
)
驛へ三里。山
舒
(
の
)
び、水
緩
(
ゆるや
)
かに、鷄犬の聲
歴落
(
れきらく
)
として雲中に聞ゆ。人家或は
溪
(
けい
)
に臨み、或は崖に架し、或は山腹に
凭
(
よ
)
る。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
随て他の感情を動かすに軽重ある又宜ならずや、方今漢文を
能
(
よく
)
するを以て世に尊まるゝ者極めて多く、中に就て
菊池
(
きくち
)
三
溪
(
けい
)
翁
依田百川
(
よだひゃくせん
)
君の二氏尤も記事文に巧みに、三
溪
(
けい
)
翁は
日本虞初新誌
(
にっぽんぐしょしんし
)
の著あり
松の操美人の生埋:01 序
(新字新仮名)
/
宇田川文海
(著)
溪(けい)の例文をもっと
(2作品)
見る
溪
部首:⽔
13画
“溪”を含む語句
溪流
溪間
溪水
溪川
溪河
溪谷
大溪
雪溪
虎溪橋
藤枝冡荷溪
荷溪
耶馬溪
鳩溪
獅子溪
靄遠溪
周濂溪
牧溪
溪雲
溪石
溪流瀧
...
“溪”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
梶井基次郎
アリギエリ・ダンテ
国木田独歩
泉鏡太郎
幸田露伴
三好達治
北原白秋
田山花袋
泉鏡花