“大溪”の読み方と例文
読み方割合
おほたに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この時彼答へて曰ひけるは、いと近き處に岩あり、大いなる圈より出でてすべてのおそろしき大溪おほたにの上を過ぐ 一三三—一三五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
我等少しくかしこを離れしとき、我は山の窪みてあたかも世の大溪おほたにの窪むに似たるところを見たり 六四—六六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
まろき大溪おほたにに沿ひて來れる民泣いて物言はず、足のはこびはこの世の祈祷いのりの行列に似たりき 七—九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)