“水呑百姓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずのみびゃくしょう60.0%
みづのみひやくしやう20.0%
みずのみひゃくしょう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
リンカンとウェーランドを過ぎてどこかしらに往く西に向かってすすむ旅行者たちの目にはわたしは agricola laboriosus ——水呑百姓みずのみびゃくしょうそのものに映った。
ぼく子供心こどもごころにも此樣子このやうす不審ふしんおもつたといふは、其男そのをとこ衣服みなりから風采ふうさいから擧動きよどうまでが、一見いつけん百姓ひやくしやうです、純然じゆんぜんたる水呑百姓みづのみひやくしやうといふ體裁ていさいです
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「そんなことを言ったってお前、水呑百姓みずのみひゃくしょうといえばいつの世にでも似たり寄ったりの生活をしているものだ。それが金持ちになったら汗水垂らして畑をするものなどは一人もいなくなるだろう」
親子 (新字新仮名) / 有島武郎(著)