“星明”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほしあか50.0%
ほしあかり28.6%
ほしあ21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そいつがこの星明ほしあかりに浮かれ出して、フワフワと泳ぎ出したように、風に吹かれて深夜の街を散歩しているのだ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
愕然びつくりし乍ら星明ほしあかりで透して見たが、外套を著て頭巾を目深に被つた中脊の男、どうやら先刻さつき畷で逢つた奴に似て居る。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
そして、みんなとわかれて、一人ひとりで、あちらにぶらり、こちらにぶらり、千鳥足ちどりあしになって、ひろ野原のはらを、星明ほしあかりであるいてきたのだ。
大きなかに (新字新仮名) / 小川未明(著)