“ほしあ”の漢字の書き方と例文
語句割合
星明100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、みんなとわかれて、一人ひとりで、あちらにぶらり、こちらにぶらり、千鳥足ちどりあしになって、ひろ野原のはらを、星明ほしあかりであるいてきたのだ。
大きなかに (新字新仮名) / 小川未明(著)
つきがなく、星明ほしあかりでは、たがいのかおもよくわからなかったが、傷兵しょうへいたちは、しずかにして、レコードにっていました。
少女と老兵士 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「よく星明ほしあかりで、雪道ゆきみちがわかりましたね。」と、太郎たろうのおとうさんはいって、びっくりしていました。
大きなかに (新字新仮名) / 小川未明(著)
しもるかとえて、そらひかっています。そして星明ほしあかりに青黒あおぐろいガラスのようにさえたそらは、すみからすみまでふききよめられたごとく、下界げかいくろ木立こだちかげうつるばかりでありました。
酔っぱらい星 (新字新仮名) / 小川未明(著)