大きなかにおおきなかに
それは、春の遅い、雪の深い北国の話であります。ある日のこと太郎は、おじいさんの帰ってくるのを待っていました。 おじいさんは三里ばかり隔たった、海岸の村へ用事があって、その日の朝早く家を出ていったのでした。 「おじいさん、いつ帰ってくるの?」 …
作品に特徴的な語句
法衣ほうい うえ ぐら すく ほん 朝家あさうち ちち 星明ほしあ めん いそ 見合みあわ 壁板しとみ よご はは ぱい ぽん 朝起あさお とも 明日あした あか ほう 背負せお かれ はな 小刀こがたな かた いえ 嫁入よめい よる そと なか ひか しず おと ひら はい ぐち にん あたま 今日きょう 今晩こんや 一人ひとり わたし やぶ みじか 着物きもの ねむ たの かわ かお しろ 黒雲くろくも つか まち おとこ こう 用事ようじ ひと 漁師りょうし だま なみ はま うみ とり 海岸かいがん 海辺うみべ 海鳥うみどり さかな ふか とう わら 熱心ねっしん かぜ 潮風しおかぜ たか 物語ものがた