“下界”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げかい95.9%
した4.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もうこんなみじめな下界げかいには一こくもいたくない。」といって、いもうとはふたたびはとの姿すがたとなって、天上てんじょう楽園らくえんかえってしまったのです。
消えた美しい不思議なにじ (新字新仮名) / 小川未明(著)
いろは以前よりうすかつた。くもから、落ちてる光線は、下界げかい湿しめのために、半ば反射力を失つた様に柔らかに見えた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
『おい、ペンペ、下界したろ。すばらしい景色けしきじやないか。おまへなんぞこゝらまでんでたこともあるまい。』
火を喰つた鴉 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)
二人は抱き合ったまま流星のように早く、下界したの方へ落ちて行きました。
オシャベリ姫 (新字新仮名) / 夢野久作かぐつちみどり(著)