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立處
ふりがな文庫
“立處”のいろいろな読み方と例文
新字:
立処
読み方
割合
たちどころ
77.8%
たちど
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちどころ
(逆引き)
此
(
こ
)
の
勢
(
いきほひ
)
に
乘
(
じよう
)
じて、
立處
(
たちどころ
)
に
一國一城
(
いつこくいちじやう
)
の
主
(
あるじ
)
と
志
(
こゝろざ
)
して
狙
(
ねらひ
)
をつけたのは、あらう
事
(
こと
)
か、
用人
(
ようにん
)
團右衞門
(
だんゑもん
)
の
御新造
(
ごしんぞ
)
、おきみ、と
云
(
い
)
ふ、
年
(
とし
)
は
漸
(
やうや
)
く
二十
(
はたち
)
と
聞
(
き
)
く
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
金
(
かね
)
の
力
(
ちから
)
と
權威
(
けんゐ
)
を
以
(
もつ
)
て、
見事
(
みごと
)
に
此
(
こ
)
の
女
(
もの
)
祕藏
(
ひざう
)
し
見
(
み
)
すべし、
再
(
ふたゝ
)
び
是
(
これ
)
を
阿母
(
おふくろ
)
の
胎内
(
たいない
)
に
戻
(
もど
)
すことこそ
叶
(
かな
)
はずとも、などか
其
(
そ
)
の
術
(
すべ
)
のなからんや、いで
立處
(
たちどころ
)
に
驗
(
しるし
)
を
見
(
み
)
せう。
妙齢
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
立處(たちどころ)の例文をもっと
(7作品)
見る
たちど
(逆引き)
かなたにてもこなたにても彼等はおのが
立處
(
たちど
)
に下り、既に
黐
(
もち
)
にまみれて
上層
(
うはかは
)
の中に燒かれし者等にその
鐡搭
(
くまで
)
をのべき 一四八—一五〇
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
氷の皮なる幸なき者の中ひとり叫びて我等にいひけるは、あゝ非道にして最後の
立處
(
たちど
)
に罪なはれたる魂等よ 一〇九—一一一
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
立處(たちど)の例文をもっと
(2作品)
見る
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
處
部首:⾌
11画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞
“立處”のふりがなが多い著者
アリギエリ・ダンテ
泉鏡太郎
泉鏡花