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團右衞門
ふりがな文庫
“團右衞門”の読み方と例文
読み方
割合
だんゑもん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だんゑもん
(逆引き)
此
(
こ
)
の
勢
(
いきほひ
)
に
乘
(
じよう
)
じて、
立處
(
たちどころ
)
に
一國一城
(
いつこくいちじやう
)
の
主
(
あるじ
)
と
志
(
こゝろざ
)
して
狙
(
ねらひ
)
をつけたのは、あらう
事
(
こと
)
か、
用人
(
ようにん
)
團右衞門
(
だんゑもん
)
の
御新造
(
ごしんぞ
)
、おきみ、と
云
(
い
)
ふ、
年
(
とし
)
は
漸
(
やうや
)
く
二十
(
はたち
)
と
聞
(
き
)
く
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
それからは、
猶更
(
なほさら
)
以
(
もつ
)
てじやれ
着
(
つ
)
いて、ろくに
團右衞門
(
だんゑもん
)
の
邸
(
やしき
)
へも
行
(
ゆ
)
かず、
絡
(
まつ
)
はりつくので、ふら/\
立
(
た
)
ちたいほど
氣
(
き
)
に
掛
(
かゝ
)
つた。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其
(
そ
)
の
頼母
(
たのも
)
しいのと、
當人
(
たうにん
)
自慢
(
じまん
)
の
生白
(
なまじろ
)
い
處
(
ところ
)
へ、
先
(
ま
)
づ
足駄
(
あしだ
)
をひつくりかへしたのは、
門内
(
もんない
)
、
團右衞門
(
だんゑもん
)
とは
隣合
(
となりあ
)
はせの
當家
(
たうけ
)
の
家老
(
からう
)
、
山田宇兵衞
(
やまだうへゑ
)
召使
(
めしつか
)
ひの、
葛西
(
かさい
)
の
飯炊
(
めしたき
)
。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
團右衞門(だんゑもん)の例文をもっと
(2作品)
見る
團
部首:⼞
14画
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
衞
部首:⾏
16画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
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