“頼母”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たのも99.3%
たの0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欧米の婦人連もまた同様に欠点があるので、その彼我ひがの欠点を互いに相改めて、初めて頼母たのもしい婦人が出来上がるというものである。
梅原頼母たのもは五百三十石の寄合よりあい肝入きもいりで、小池帯刀の上役に当るが、隼人の口上にはいちおう反対し、こちらは待ってもよいと云った。
ちくしょう谷 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
それでも身躰からだいたいがれるほどならばと果敢はかなきことをも兩親ふたおや頼母たのもしがりぬ。
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)