“善右衞門”のいろいろな読み方と例文
新字:善右衛門
読み方割合
ぜんえもん50.0%
ぜんゑもん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友之助の主人芝口三丁目の紀伊國屋善右衞門ぜんえもんの所へ参り、友之助は柳橋の芸者お村と云うものに馴染み、主人の金をつかい込み、申訳がないから切羽詰って、牛屋の雁木からお村と心中するところを
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それから六月十三日になつて、忠之は黒田市兵衞いちべゑ、岡田善右衞門ぜんゑもんの二人を利章の所へ使に遣つて歩行のかなはぬ程の重體ではあるまいから、たとひ手を引かれてでも出てもらひたいと云はせた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)