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立竦
ふりがな文庫
“立竦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たちすく
96.9%
たちすくみ
3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちすく
(逆引き)
慌てて羽根布団をマクリ上げて下を覗いて見た私は、アッと叫んで
立竦
(
たちすく
)
んだ。羽根布団の下は真赤な血に染ったシーツばかりである。
冥土行進曲
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
渠
(
かれ
)
は
立竦
(
たちすく
)
みになりてぶるぶると震えたるが、
鮮血
(
なまち
)
たらたらと頬に流れつ、
抱
(
いだ
)
きたるお藤をどうと投落して、
屏風
(
びょうぶ
)
のごとく倒れたり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
立竦(たちすく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たちすくみ
(逆引き)
捉
(
とら
)
うる処法に
合
(
かな
)
えば、門番は
立竦
(
たちすくみ
)
になりて
痛疼
(
いた
)
さに
堪
(
たま
)
らず、「暴徒が起った。
大
(
た
)
……大……大変、これ、一大事じゃ、来てくれい。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
魑魅魍魎
(
ちみもうりょう
)
隊をなして、前途に
塞
(
ふさが
)
るとも覚しきに、
慾
(
よく
)
にも一歩を移し得で、あわれ
立竦
(
たちすくみ
)
になりける時、二点の蛍光
此方
(
こなた
)
を見向き、一喝して
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
立竦(たちすくみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
竦
漢検1級
部首:⽴
12画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立籠
立塞
立留
検索の候補
竦立
寒毛竦立
“立竦”のふりがなが多い著者
大阪圭吉
松本泰
金史良
徳冨蘆花
沖野岩三郎
山本周五郎
牧逸馬
中里介山
泉鏡花
三遊亭円朝