“拇指”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おやゆび90.5%
ぼし8.0%
れこ0.7%
オヤユビ0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“拇指”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸8.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
主人の左の手の拇指おやゆびが本の間にはさまったままであるところからすと奇特にも今夜は五六行読んだものらしい。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
阿賀妻はあらぬ方を見てそう云った。組みあわした手では彼の拇指おやゆびがいどみ合った。虚々実々のたたかいをはじめていた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
左の示指しし拇指ぼしで、作左衛門の首筋をピタリと押えた佐の市、これは圧手おしでと言って、その道ではなかなかやかましいもの。
禁断の死針 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
ボーイ長の右手と右の肺の部分に紫暗色の打撲傷ができていた。そして左足の拇指ぼしが砕けていた。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
ここに居たまふ事人に知れては出入るお客の、気を置かるるもあるべきに、なるだけ人に、お姿の見えぬやうにしたまへかし、この間も御存知の何某様二階にて大浮かれの最中、旦那様のお声聞こえてより、拇指れこは内にかと俄の大しけこみ
野路の菊 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
三、タケが二尺グライノ花瓶カビン、口ニ拇指オヤユビヲ置キテ指ヲ中ニサシ入レテ花瓶ノ内側ヲサグリ、中指ガアタルトコロニ、チイサク5098ト墨書ボクショシアリ。