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親指
ふりがな文庫
“親指”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おやゆび
77.8%
これ
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おやゆび
(逆引き)
怪
(
あや
)
し
気
(
げ
)
ながら
端渓
(
たんけい
)
で、よく洗ってあるのもたしなみですが、墨は
親指
(
おやゆび
)
ほどではあるが唐墨の
片
(
かけ
)
らに違いなく、筆も一本一本よく洗って拭いてあります。
銭形平次捕物控:242 腰抜け彌八
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
其時蟻はもう死んでゐた。代助は
人指指
(
ひとさしゆび
)
の
先
(
さき
)
に
着
(
つ
)
いた黒いものを、
親指
(
おやゆび
)
の
爪
(
つめ
)
で
向
(
むかふ
)
へ
弾
(
はぢ
)
いた。さうして
起
(
お
)
き
上
(
あ
)
がつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
親指(おやゆび)の例文をもっと
(7作品)
見る
これ
(逆引き)
私のようなお多福でも
亭主
(
ていし
)
が有りますもの、お前さんのような粋なお侍と
差
(
さし
)
でお酒なんかを飲むと、
親指
(
これ
)
が
嫉妬
(
やきもち
)
を焼いて腹を立ちますよ、お前さんがもっと男が悪ければ
宜
(
い
)
いけれども
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
松「だって
体裁
(
きまり
)
が悪くて成らねえんだ、
親指
(
これ
)
が感附きゃア
為
(
し
)
ねえか知ら」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
親指(これ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“親指”の解説
親指(おやゆび)は、手の場合は掌を地面に向けたときに、足の場合は直立したときに、一番内側に位置する指。一般的に指の中で一番太い。
和語ではお父さん指、大指、医学用語では第一指、母指、拇指、漢語では母指、拇指、巨指、巨擘(きょはく)、擘指(はくし)との呼び方がある。
人間の手の親指は、他の4本の指と向き合う方向にあることが特徴であり、これにより、人間は器用にものを「掴む」「摘む」ことができる。
(出典:Wikipedia)
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
指
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“親”で始まる語句
親
親戚
親父
親爺
親仁
親子
親切
親方
親類
親身
“親指”のふりがなが多い著者
上司小剣
三遊亭円朝
柳田国男
島崎藤村
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
ヴィルヘルム・カール・グリム
夏目漱石
野村胡堂
小川未明