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端渓
ふりがな文庫
“端渓”の読み方と例文
読み方
割合
たんけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんけい
(逆引き)
幸子はふと、姉の取り出した箱の中から
端渓
(
たんけい
)
の
硯
(
すずり
)
が現れたのを見ると、父がそれを買わされた時の情景を思い浮かべた。
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
怪
(
あや
)
し
気
(
げ
)
ながら
端渓
(
たんけい
)
で、よく洗ってあるのもたしなみですが、墨は
親指
(
おやゆび
)
ほどではあるが唐墨の
片
(
かけ
)
らに違いなく、筆も一本一本よく洗って拭いてあります。
銭形平次捕物控:242 腰抜け彌八
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「若い時に
高泉
(
こうせん
)
の字を、少し
稽古
(
けいこ
)
した事がある。それぎりじゃ。それでも人に頼まれればいつでも、書きます。ワハハハハ。時にその
端渓
(
たんけい
)
を一つ御見せ」
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
端渓(たんけい)の例文をもっと
(8作品)
見る
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
渓
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“端”で始まる語句
端
端折
端書
端緒
端唄
端然
端近
端々
端居
端倪
“端渓”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
夏目漱石
北原白秋
吉川英治
芥川竜之介
野村胡堂