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端唄
ふりがな文庫
“端唄”の読み方と例文
読み方
割合
はうた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はうた
(逆引き)
紺と白茶と格子になった炬燵蒲団の上には、
端唄
(
はうた
)
本が二三冊ひろげられて頸に鈴をさげた小さな白猫がその側に
香箱
(
こうばこ
)
をつくっている。
老年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
端唄
(
はうた
)
が現す恋の苦労や浮世のあじきなさも、または浄瑠璃が歌う義理人情のわずらわしさをもまだ経験しない幸福な富裕な
町家
(
ちょうか
)
の娘
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
と眉にも頬にも
皺
(
しわ
)
を寄せたが、のぞめば段もの
端唄
(
はうた
)
といわず、
前垂
(
まえだれ
)
掛けで、
朗
(
ほがらか
)
に、またしめやかに、唄って聞かせるお妻なのであった。
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(54作品)
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“端唄”の解説
端唄(はうた)は、邦楽の一種である。端歌・破歌・葉歌・葉唄などの表記があり、時代や地域によって定義が異なる。
(出典:Wikipedia)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
唄
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
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