“親爺”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おやじ80.7%
おやぢ15.5%
おいぼれ0.6%
おど0.6%
おやじい0.6%
おやっ0.6%
ちやん0.6%
とっ0.6%
ヘンリー0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“親爺”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.5%
文学 > 日本文学 > 戯曲2.9%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
伸太郎 ちょいと高いしきいだったが、娘のお蔭で越えさせられてしまった。俺もこれでやっぱり親爺おやじの端っくれかな。
女の一生 (新字新仮名) / 森本薫(著)
「そうだ。拙者らの身分、身分と申して、この親爺おやじこそ、ただものではあるまい。おいっ、身もとを明かせ。明かさぬかっ」
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「鹽鮭見たいな親爺おやぢの子をウジヤウジヤこしらへたところで、世の中が薄汚くなるばかりぢやありませんか、ね、親分」
斯んな事を真面目まじめくちにした、又今でもくちにしかねまじき親爺おやぢは気の毒なものだと、代助は考へる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「おーいッ、炭焼。——この小屋の親爺おいぼれはおらんか」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おい、親爺おど、ゴム!」
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
「なあ今はん。ほんまに俺、情ないことやけれどな、紅梅派の親爺おやっさんには、こののちもっともっとお世辞べんちゃら言わんならん思うてるね」
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
「違ふよ、伯父ちやん。」と子供は不足たらしく鼻を膨らませて言つた。「うちの親爺ちやんは葬儀屋だあよ。」
親爺ちやんがいつもさう言つてら。自動車の旦那衆だんなしだけには忘れんやうにお辞儀しろつてね。だつて自動車に乗つて来る人、みんなうちのお客様だもの……」
親爺とっさん、悪い事は云わん。この鰤は腐っとるばい。こげな品物もんば下げておくと、喰うたお客の頭の毛が抜けるばい」
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「ヘンリーはあれを朝飯の時に二三杯位ゐづゝ飲む習慣だつたよ。その時分には、田舎などにはあれがなくつて親爺ヘンリーは、横浜に居たフロラの家から送つて貰つてゐたんだ。」
素書 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)