“おいぼれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
老耄93.3%
老耆4.4%
親爺2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黙れ黙れえい老耄おいぼれ! 場所もあろうに他人ひとの前、吾を大盗とかしたな! 虎狼の心を抱いた姿と吾に雑言ぞうごんしたからには虎狼の姿を
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
かあねえだ。もの、理合りあいを言わねえ事にゃ、ハイ気が済みましねえ。お前様も明神様お知己ちかづきなら聞かっしゃい。老耆おいぼれてんぼうじじいに、若いものの酔漢よいどれ介抱やっかいあに、出来べい。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「おーいッ、炭焼。——この小屋の親爺おいぼれはおらんか」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)