“理合”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
りあい50.0%
りあひ18.8%
きめ12.5%
りええ6.3%
りえゝ6.3%
りごう6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わざ理合りあいがともにある境地に達すれば、心に思ったことがただちにわざとなって表現するのだ。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
尊公の腹立ふくりゅう致さるゝ処は至極何うも是は沈黙千万たるの理合りあいにあらずんば有るべからず
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「なお心配だ。何が心配だって、こんな気になることはねえ。何がじゃねえやね、お前さん、その勘定の理合りあい因縁だ。ええ、知っていら、お嬢さんの御馳走だが、勘定は誰がするんで。勘定は、ヘッ、」
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
亨一も真顔になつた。こんなときは、いくら理合りあひをつくして云つても何のききめがないものであると云ふことは明らかであるけれど、やつぱり黙つて居ることが出来なかつた。
計画 (新字旧仮名) / 平出修(著)
第一だいいちわしゆるさいではおぬし此處こゝへはとほれぬとつた理合りあひぢや。
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
亨一も眞顏まがほになつた。こんなときは、いくら理合りあひをつくして云つても何のききめがないものであると云ふことは明らかであるけれど、やつぱり默つて居ることが出來なかつた。
計画 (旧字旧仮名) / 平出修(著)
理合きめあらいのに、皮膚の色が黄ばんで黒い——何方どちらかと謂へば營養不良えいやうふりやうといふ色だ。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
第一血色けつしよくいのと理合きめこまやかなのとが、目に付いた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
丙「だからよ商売あきねえを止めるじゃねえが、仲間入をして世間並に売ってもれえてえて云うに、打斬ぶちきるてえ理合りええは有んめえ」
さむれえでも仮令たとえ百姓でも理合りええおいて二つはねえ、おらッちが商売しょうべえをするッて、えらア田地でんじイ持ってるものはねえから、世間並に売ればいに
多「敵もたねえで、己山を下りるという理合りえゝはねえからおらア往かねえ、坊様に怪我アさせてはなんねえから」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
まして魔法の邪法のといわれるものであるから、真に修法じゅほうする者は全くあるまいが、修法の事は、その利益功能のある状態や理合りごうを語ろうとしても、全然そういうことを知らぬ人に理解せしむることは先ず不可能であるから、まして批評を交えてなど語れるものではない。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)