“理合(りあひ)” の例文
こんなときは、いくら理合(りあひ)をつくして云つても何のききめがないものであると云ふことは明らかであるけれど、やつぱり黙つて居ることが出来なかつた。
計画 (新字旧仮名) / 平出修(著)
雜(ざつ)と私(わし)が住居(すまひ)と思(おも)へば可(い)いの。ぢやが、恁(か)う門(もん)が閉(しま)つて居(を)つては、一向(いつかう)出入(ではひ)りも成(な)るまいが。第一(だいいち)私(わし)が許(ゆる)さいではお主(ぬし)も此處(こゝ)へは通(とほ)れぬと云(い)つた理合(りあひ)ぢや。
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
亨一も眞顏(まがほ)になつた。こんなときは、いくら理合(りあひ)をつくして云つても何のききめがないものであると云ふことは明らかであるけれど、やつぱり默つて居ることが出來なかつた。
計画 (旧字旧仮名) / 平出修(著)