“理屈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りくつ93.0%
すじめ2.3%
こと2.3%
フィロソフィー2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それぞれいろいろの理屈りくつを考えだして自説を主張しましたが、だれも、いずれが正しいか、審判しんぱんをあたえるものはありませんでした。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
「そうたいなあ。理屈すじめのわかる時節が来たなら二度ビックリするような話が、底の方に隠れておろうやら知れん」
「ナ——ンだ、そうか、こんなことか! ……こんな見易い理屈ことだったのか! ……よし、解った、これで破った、陣十郎の『逆ノ車』俺においては見事に破った!」
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そこから理屈フィロソフィーが生まれたり教訓モラールが組み立てられたりする。
日本人の自然観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)