“修法”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅほう66.7%
すほう19.0%
ずほう9.5%
じゅほう4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを聞いても源氏はいろいろと思い合わすことがあって、目だたぬように産婦の宮のために修法しゅほうなどをあちこちの寺でさせていた。
源氏物語:07 紅葉賀 (新字新仮名) / 紫式部(著)
はしなくも竜造寺長門守が口にしたその護持院隆光とは、怪しき修法すほうを以て当上様綱吉公をたぶらかし奉っている妖僧ようそうだったからです。
「わしの推察が当って、もし、貴島、斎木らが四人ともおらなかったなら、一刻も猶予ならん。すぐに延命の修法ずほうだ」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
真に修法じゅほうする者は全くあるまいが、修法の事は、その利益功能のある状態や理合りごうを語ろうとしても、全然そういうことを知らぬ人に理解せしむることは先ず不可能であるから
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)