“じゅほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
呪法58.3%
咒法16.7%
修法8.3%
受封8.3%
樹鳳8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その示唆の呪法じゅほうの霊験がこの肉筆の草稿からわれわれの受けるなまなましい実感によっていっそう著しく強められるであろうと思われるのである。
なぜならばかりにも御機嫌をそこなった時分には極悪な秘密咒法じゅほうを行われて、それがために害されるであろうというチベット人の一般の信仰でありますから、そこで大変にうやまわれて居るです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
真に修法じゅほうする者は全くあるまいが、修法の事は、その利益功能のある状態や理合りごうを語ろうとしても、全然そういうことを知らぬ人に理解せしむることは先ず不可能であるから
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
滝川三郎兵衛雄利たけとしは、受封じゅほう数万石、信雄の老職として、伊賀上野の城に、尠なくも二千余の兵力はもっている。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はし近く涅槃ねはんかけたる野寺かな 樹鳳じゅほう
俳句とはどんなものか (新字新仮名) / 高浜虚子(著)